支承等への超長期耐久性防食工法

【金属溶射】支承等への超長期耐久性防食工法の要
金属溶射は1909年にヨーロッパ(スイス)で開発され、1919年に日本に導入されています。当初、日本では鋼製の水槽、タンク類の防食対策(亜鉛溶射)や自動車等へのマフラーパイプへの耐熱性被膜(アルミ溶射)に利用されていました。
1952年以降、日本工業(JIS)規格に制定され、その後技術的な進歩も相まって、鋼構造物に金属溶射を採用するものが増えました。
    

    

木村塗装工業では、塗装による防食をさらに強化するため、【金属溶射と防食塗装の合わせ技】であるパズル工法を採用しています。
    

【金属溶射+防食塗装】防食性能を飛躍的に向上させる超長期耐久性防食工法です
パズル工法
パズル工法とは、犠牲防食金属溶射(アルミ/亜鉛)と防食塗装を組み合わせることにより、それぞれの持つ防食性能を飛躍的に向上させる超長期耐久性防食工法です。
金属溶射防食塗装超長期耐久性防食
パズル工法がめざすもの
■防食性能の期待耐用年数の向上
■LCC(ライフサイクルコスト)の低減
■メンテナンス技術の充実と汎用化
■鋼材に対する信頼の獲得
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パズル工法の提案〜ライフサイクルコストの低減
パズル工法の適用構造物と適用部位
金属溶射は基本的に鋼材部分に適用できますが、現在の主な採用例としては次のようなものがあります。
支承への金属溶射の施工の様子

 

パズル工法システムとは
新開発の封孔材[ハイポンAZシーラー]、金属溶射用下地塗材[ハイポン導電プライマー]の導入により、鋼材の画期的な長期防食システムを確立。
パズル工法システム
素地調整、プライマー、金属溶射、封孔、防食塗装の順に行う
パズル工法の塗装と金属溶射の相乗効果
パズル工法の塗装と金属溶射の相乗効果の解説図
防食塗装膜
●デザイン・環境に適したカラーリングを可能にする。
●塗膜の防食性能が金属溶射皮膜(Al/Zn擬合金)を守る。
封孔材[ハイポンAZシーラー]
●金属溶射部に浸透し白錆化や劣化を防ぎ、あらゆる防腐塗材とのバインダー役を務める。
●必要に応じてカラーが選べ、仕上げ材としても機能する。
金属溶射皮膜[Al/Zn擬合金]
●アルミと亜鉛が相互に補完しあい、単独金属よりも高性能な防食性を発揮する。
●溶射皮膜の表面粗さが防食塗装膜との密着を支え、Al/Zn擬合金の白錆劣化消耗の遅さが塗装膜のはがれ劣化を抑えている。
金属溶射用下地塗材[ハイポン導電プライマー]
●連続塗膜にはなっていない(長期付着性能には重要)
●溶射膜の付着に必要な粗さが定着的に確保できる。
●隙間から鋼材と溶射金属(Al/Zn)が接触し導電する。
●材料に混入された防食性導電金属が導電性を助けさらに防食性能を発揮する。
施工時の様子
ハイポン導電プライマーの塗装、金属溶射の施工、ハイポンAZシーラーの塗装

 

【詳細についてはお問合せください】
加熱用熱源による溶射方法の分類
パズル工法の金属溶射は、電気溶射のアーク溶射で溶線式です

 

【PAZL(パズル)工法のパンフレットはこちらから】

 

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